「絶対参照」って苦手

 エクセルといえば、表やグラフ、計算式のソフトとして大活躍していることと思います。中でも計算式は手入力する方法と、“関数”を利用する方法がありますね。

 今回は自分で数式を作る時に、注意しなくてはいけない“絶対参照”のお話。「F4キー」を使わずに「セルに名前をつける」方法をご紹介します。

 はじめに通常の方法を確認しておきましょうね。
(1) 下記のようなお歳暮商品の売上から、構成比を求めてみましょう。
数式は各商品「E列」の金額を合計「E13」で割りますね。はじめに、答えのセル「F7」をアクティブにしましょう。次に「=E7/E13」を入力、およびセルをクリックしていきます。ここで大切なのは、合計のセルを絶対参照にすること!



ここまでは、大丈夫ですか?絶対参照にするには「F4キー」を押します。

=E7/$E$13 となれば正解です!

でもこれだと計算式の中のE13のセルが何を意味している数字かちょっと見ただけでは分かりませんね。
そんなとき、明らかに合計に対する構成比の計算だと分かるようにするにはE13のセルに名前をつけて計算式を作るんです。
「F7」をアクティブのまま、Deleteしましょう!

(2)構成比を求めるのに使用する「E13」をクリックして、「挿入」メニューから「名前」をポイントして、「定義」をクリックします。

(3)表示された「名前の定義」ダイアログボックスの下、参照範囲が、「=Sheet1!$E$13」になっていることを確認しましょう。絶対参照の記号$マークが付いていますね!それでは、上の名前欄に「合計」と入力しましょう。



「OK」をクリックします。これでセル「E13」には、「合計」と名前がつきました!

(4)では、次に「名前」を使って計算式を作ってみましょう!答えのセル「F7」をアクティブにして、「=E7/」と入力します。ここで「挿入」メニューから「名前」をポイントして「貼り付け」をクリックします。



「名前の貼り付け」ダイアログボックスの「合計」を選択して、「OK」しましょう!

=E7/合計 と表示されたら、「Enterキー」で確定です!
(5)数式バーで数式を確認できます。

後は数式をコピーして、セルの表示形式を「%」にすれば完成です!

(6)完成例はこちら ↓



いかがでしたか?エクセルのセルはひとつひとつが独立しています。
こんな風に名前をつけて参照すると計算式が分かりやすくなりますね。
そして、名前で参照することは「絶対参照」で参照することにもなりますから
計算式の入力ミスを防ぐことに一役買ってくれること請け合いです。
 

 

みなさんもぜひ活用してみてくださいね。

エクセルがまた一段と便利に、ますます好きになるかも!?


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